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2005年 09月 27日
夫のホストファミリーは、エイボンデイルに住むKiwi夫婦で、家事をこなすニートなご主人イアン(仕事は引退)と、観光案内所に勤める奥さんダイアンとの二人。今まで数多くのスチューデントをステイさせた経験があり、日本人も多かったそうだ。穏やかで優しく、ユーモアがあって明るい。部屋は清潔で整っていて何もかもがいつも通り決まった場所にきちっとある。そんな家だった。そういうニートさは元数学教師のイアンによるもの。料理もレシピ通りにきちんと作り、出来上がったときには台所も片付いている。ナプキンとナイフフォークがセットされたダイニングにつくとお祈りをしてから食事が始まる。これがNZ式か~、とそのときは思ったものだ。ダイアンの食事当番の日はピザだったりもした。ダイアンは細かい家事は全然しない。社交的で明るく、おしゃべりしたり笑っているのが仕事、というような感じだった。イアンは言ってた。「ian(イアン)はdiane(ダイアン)の中に抱かれてるんだ」。トラディショナルな美学を持つ紳士で、かつ家事も出来る理想的なkiwiハズバンドのイアン。でも彼に言わせればきっとダイアンこそが理想的なワイフなんだろう。本当に仲の良い夫婦だった。写真はダイニングからの素晴らしい眺め。エイボン河との間にはバックヤードしかない。朝食後にテーブルクロスのパンくずをはたきに行くと鴨がたくさん寄ってきた。何もかも素敵な家だった。
一週間があっという間に過ぎ、月曜日、学校の始まる日になった。私は日本に帰る日だ。朝、ダイアンの車で一緒に学校(サザンイングリッシュスクールズ)まで送ってもらう。再び空港まで送ってもらう時間の約束して、二人で学校に入った。写真は学校の外観。こんな薹の立った新入生がツマを付き添いに連れて来るなんて前代未聞ではないのか?恥ずかしい・・と思っていたのだけど、スタッフは二人とも歓迎してくれ、私も一緒にどんどん奥に通された。少なくともここのIELTSコースで1ターム6週間をフルタイム過ごすことになる。校内施設の説明や、スクールアクティビティの説明を聞いていても実感が沸いて来ない。私が通うわけではないので当然だけど。私がいたのではどうしても日本語を使ってしまうだろうから、英語漬けを徹底させるために一人で留学することにした夫。これから半年くらい、夫だけ残って勉強する。離れ離れになる。実感が沸かない。実感が沸かないままクラス分けテストの時間になった。あ、じゃぁ、元気でガンバッテね。うん、じゃぁ。残される夫の不安な気持ちを想うと、少し泣けてきた。 イアンとダイアンとの待ち合わせまでまだ時間があったので、シティの図書館に行ってみた。ここも素晴らしく綺麗な図書館で、海は見えないけどエイボン河と木々の見えるゆったりとしたソファ席がある。外に面したカウンターにずらーーっと椅子が並んだ自習スペースは圧巻。間に鏡があったりはしない。奥までずーーっとカウンターと椅子。 図書館を出て待ち合わせの時間までと思ってカフェのテラスでお茶を飲んでいたら、なんと夫と他の新入生が先生に案内されて横を通りがかった。へ?さっき涙の別れをしたばかりなんですが?団体行動中の夫ともう一度涙のお別れをするわけにもいかず、中途半端ーーに気まずく手を振って見送った。なかなか劇的な場面を演じるというのは難しいものだ。 イアン達と落ち合って空港まで送ってもらう車中、彼は大丈夫よ、やり遂げるわ、とダイアンが繰り返し言う。空港で、イアンとダイアンとしっかりハグをし合って涙・涙のお別れをした。短い間だったけど、よくしてくれてありがとう。そして、夫をよろしくお願いします、となんと言えばいいのか英語で言えずに日本語で言った。頑張れ!夫!チャーチは真冬、日本は真夏、2004年7月のことだった。 クライストチャーチ=日本間は約9400km。案外近い? ブログランキングに参加中です☆応援クリックありがとうございます!
by mana_hina
| 2005-09-27 21:15
| ニュージー移住まで
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